【東近江市】『~木地師のふるさとアーカイブ・プロジェクト~』の調査ボランティアスタッフが募集されています
ケヤキをはじめとした広葉樹を轆轤(ロクロ)を用いて工作し、コケシや食器などを作り上げる職人を木地師といいます。「きじし」と読み、轆轤の技術は惟喬親王(これたかしんのう)が今からおよそ1200年ほど前に思いついたものだと伝わっています。
木地師は現代では継承者もそう多くはなく、木地製品や歴史的資料、そして技術が失われていくのではないかと懸念されています。そこで東近江市は『~木地師のふるさとアーカイブ・プロジェクト~』を立案し、木地師資料を収集し、分類し、整理し、適切に保管するとともに次世代への警鐘を目指しています。
現在、収集した木地製品を整理する調査ボランティアスタッフが募集されています。龍谷大学名誉教授である須藤護さん指導の下で作業は進められ、その折には興味深いレクチャーを受けることもできます。
東近江市埋蔵文化財センターにて調査作業は行われ、参加費用は無料です。ただし交通費は支給されませんので、東近江市埋蔵文化財センターまでは自己負担での移動となります。
2023年2月まで行われる活動です。木地師にご興味を抱かれている方は参加してみてはいかがでしょうか。
東近江市埋蔵文化財センターは、こちら↓