東近江市立八日市図書館の風倒木ギャラリーでは現在「水彩画でめぐる聖徳太子ゆかりの社寺」という展示会が催されています。

会期は2022年７月3日までであり、午前10時から午後6時までどなたでも無料で作品を鑑賞することができます。東近江地域（東近江市、近江八幡市、竜王町、日野町）の聖徳太子にゆかりある11社寺の絵がそれぞれ3点ずつ、計33点展示されています。

どれも淡く柔らかなタッチで描かれており、悠久の年月を重ねた社寺が優しい光と空気に包み込まれているように感じられます。

作品を描いたのは「暮らしの水彩画」の主宰者であり、アートヘルスケアアドバイザーでもある谷口隆雄さんです。谷口隆雄さんは近江の聖徳太子魅力発信事業の認定サポーターでもあります。

40年以上、地元の自然に親しみ、絵を描いてこられた方であり、過去には東近江市役所本館の市民ギャラリーでも作品を展示したり、河辺いきものの森にてワークショップを開いたりもしています。

※撮影に際して、一時的にマスクを外して頂きました。

「観音正寺は山の上にあるから行き来が大変だった」と、展示されている作品に目を向けながら、製作時のちょっとしたエピソードをにこやかに語ってくださいました。これからも日々元気に、地域の魅力を絵で表し続けて頂きたく思います。

東近江市立八日市図書館は毎週月曜日が休館日です。また第4金曜日も月末の館内整理日として、休館となります。6月は今後24日と27日が休館日ですので、ご来訪に際しましてはご注意ください。

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