【東近江市】申し込みは9月1日開始。参加費無料の猪子山探検隊によるタカの渡り観察が9月17日に開催予定です
東近江市のJR能登川駅近くにある猪子山は、タカの渡りの観察における絶好のスポットとして広く知られています。
「渡り」とは食糧調達や越冬、繁殖などを目的として鳥が定期的に長い距離を移動することを意味する言葉です。渡り鳥としてツバメやハクチョウが有名ですが、タカの仲間の中にもハチクマやサシバなど「渡り」をする種がいます。
猪子山でのタカの渡りの観察は2002年からスタートしました。昨年2021年は11月8日までに13,830羽のタカが確認されています。
2022年9月17日の9時から12時にかけて、猪子山探検隊によるタカの渡りの観察会が催される予定です。
能登川博物館が主催するイベントであり、定員は20名。申し込み先着順であり、参加費用は無料です。
別に当日を待たずとも、いつでも好きな日に山頂に向かい、バードウォッチングを楽しむことは可能です。事実、猪子山タカの渡り調査グループの方々は例年9月5日から調査を開始しています。
しかし、猪子山探検隊に参加すれば、講師の方などに観察ポイントでの好ましい動き方や、タカとトンビの区別の仕方などを教えてもらうことも可能です。
猪子山は標高がおよそ267.5メートルと、そこまで高い山でもありません。仮にタカがあまり多く見られなくとも、ハイキングとして楽しい一時を過ごせることかと思います。
ご興味がそそられましたら、猪子山探検隊に参加を申し込んでみてはいかがでしょうか。
なお、参加申込の受け付けは2022年9月1日の10時よりスタートします。先にも申しましたように先着順ですので、気になる方はお早めにお申し込みください。
猪子山は、こちら↓