【東近江市】9月1日、NIPPONIA事業としても初の試みである、宿泊型研修施設「NIPPONIA五個荘 近江商人の町」がオープン
東近江市五個荘金堂地区は近江商人の故郷のひとつとされ、190棟を超える伝統的な建築物が今に残り、その町並みは重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
しかし歴史ある建造物の維持には費用も労力もかかる上に相続上の問題などもあり、空き家化が進んでいるのが実情でした。
そこで近江商人屋敷を活用することで諸問題の解決を図り、さらに地域を活性化させていこうと、東近江市と株式会社NOTEの出資により「株式会社いろは」が設立されました。
2022年9月1日、外村宇兵衛邸が宿泊型研修施設「NIPPONIA五個荘 近江商人の町」としてオープンいたします。企業向けの宿泊型研修施設としての展開は、NIPPONIA事業としても初の試みとのことです。
避難経路指示や非常警報設備なども屋内の雰囲気にマッチするよう、細やかな配慮がなされています。
浴場は広く、開放感があります。
作業がしやすい広さと各種の設備が整えられたキッチン。
カウンター側には近江商人の屋敷内らしい古風さ、趣き深さがきちんと残されています。
外村宇兵衛邸の周辺には一般公開されている近江商人屋敷(中江準五郎邸、外村繁邸)や、本堂が国の重要文化財に指定されている弘誓寺などがあります。
弘誓寺の門前の鯉たちは人懐っこく、逃げ隠れすることがないので、散歩の際に眺めるのもよいかと思います。
地域資源を活用することで文化財の保全を進め、ひいては市町の活性化にも繋げる。そして訪れた方々に地域の歴史を感じ、親しみを抱いてもらう。近江商人の理念である、誰も損をしない三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)が成就することを願います。
NIPPONIA五個荘 近江商人の町は、こちら↓
この記事は「NIPPONIA五個荘 近江商人の町」PR事務局(株式会社プラチナム)のご協力を受けて作成しました。