【東近江市】約5か月ぶりに開館した観峰館で春季企画展の「みて、うつす。―中国近代の臨書作品―」が催されています
新館特別展示室で催された秋季企画展「清朝文人の書画」の終了以降、2023年4月14日まで展示替や所蔵している資料の調査・整理のために休館していた観峰館。
2023年4月15日から春季企画展の「みて、うつす。―中国近代の臨書作品―」がスタートし、再び開館しました。このイベントの会期は2023年6月11日までです。
お手本を見て写すことを臨書(りんしょ)といいます。現代においても小さな子供から大人まで、良い字を書くために多くの方々が実践していることだと思います。
しかし書家はただ綺麗に真似るに終わらず、個々の解釈を交えて文字をしたため、その結果お手本にした字とはまた一味も二味も違った仕上がりになることがあります。
今回の企画展では、清時代後期から中華民国初期の臨書作品が特集されています。アヘン戦争、日清戦争、科挙制度の廃止、辛亥革命などがあった激動の時代の作品です。
一部の作品は展示されておりませんが、バーチャル観峰館でも今回の企画展を観覧することができます。
現地に足を運びづらい場合は、ご利用になってみてはいかがでしょうか。
観峰館は、こちら↓