【近江八幡市】多彩な馬型埴輪や土馬が展示される秋季特別展「馬でひも解く近江の歴史」が、11月19日まで開催中です
安土町下豊浦にある近江風土記の丘。
こちらに建つ滋賀県立安土城考古博物館では、2023年10月7日から令和5年度の秋季特別展として「馬でひも解く近江の歴史」が催されています。
今でこそ日常生活で活用される場面はまずありませんが、農耕(PDF資料リンク)に、運搬に、そして合戦にと、渡来人とともに日本にやって来た頃から、馬は様々なシチュエーションで長く活躍してきました。
今回の秋季特別展では馬がどのように社会や文化の形成に関わっていたのかが、考古資料によって紹介されます。
TV番組のキャラクターのモデルになったこともあるので、世代によっては「馬型埴輪を目にすると懐かしさを覚える」という方も、少なからずおられるのではないでしょうか。
写実性が高く迫力のある馬の像もよいものですが、いにしえの馬型埴輪や土馬もシンプルな表現の中に愛らしさが感じ取れて、よいものであると思います。
色々な馬具や埴輪などを見られる、稀有な機会です。会期は2023年11月19日までとなっております。好奇心がそそられた方は、安土城考古博物館までお出かけしてみてはいかがでしょうか。
滋賀県立安土城考古博物館は、こちら↓