2023年11月12日、安土地域における恒例行事である「あづち信長まつり」が開催されました。

今年で39回目の開催であり、当日は朝から雲が多くいささか肌寒い日和でしたが、開会セレモニー（出陣式）が始まる午前10時ごろには雲の隙間から青空も見えるようになりました。

総勢200名の武者行列参加者を前に、イベントを主催する協議会の会長さんは「正々堂々、勇敢な姿で安土山に向かって頂きたい！」と挨拶しました。

今回の武者行列には、岐阜県最大級の時代物甲冑展示をしている関ヶ原戦国甲冑館からの武者たちも特別出演しました。

出陣に先立ち、和太鼓の演奏も披露されました。

腰を下ろしての打ち鳴らし。それは決して楽な姿勢というわけではなく、幾度も背を大きく反らすため腹筋や腰にしっかりと力をこめる必要があるそうです。

聴衆の全身をビリビリさせる、出陣の時に相応しい迫力満点の演奏でした。

騎乗すると、武将としての風格が一層高まります。

約2.5キロのコースを戦国武将や足軽、姫君や侍女に扮した参加者たちがゆっくりと進んでいく様には風情や趣きがあります。玄関先に出て、道行く武者を眺めたり歓声を投げかけたりする地域の方々も多く、一帯に活気が広がっていると感じました。

安土町文芸の郷には屋台が立ち並ぶ「楽市楽座」や、様々なパフォーマンスが披露される野外ステージが設けられており、大勢の来場者で賑わっていました。

焼きそばやたこ焼き、フランクフルトといったお祭り定番の軽食から信長まつり限定のグッズまで、それぞれの屋台で特色ある商品が取り扱われていました。

大変な賑わいを見せた、あづち信長まつり。戦国の時代や武将に興味をお持ちの方々にはオススメのイベントです。

「あづち信長まつり」開催中❣️
武将隊の皆様に焼き芋食べて頂きました🙌✨

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— 焼き芋 いっぽや (@ippoya) November 12, 2023

次回もまた盛大に開催されることをお祈り申し上げます。

開会セレモニー（出陣式）が催された近江八幡市立安土小学校は、こちら↓