【近江八幡市】近年減少傾向であるガソリンスタンド。安土城跡近くの安土SSも7月下旬に閉店し、現在は解体作業が進められています

近年、日本国内のガソリンスタンドは減少傾向にあります。
資源エネルギー庁の発表によりますと、令和3年度末の給油所数は28,475。令和4年度末は27,963で、令和5年度には27,414となっています。

給油イメージ

※画像はイメージです

さらにさかのぼって令和元年(2019年)は29,637であったので、給油所は年々着実に減少しているといえます。減少した理由については様々な事情が考えられますが、そのひとつは低燃費自動車の普及が進んだことです。
1997年に採択された京都議定書によって、日本政府は原油換算で1,730万klの消費量削減を2010年時点で達成することを目標に掲げました。そのために自動車の低燃費化が進められ、また消費者側としても「少ない燃料で長く走ってくれる車」は歓迎すべき商品でした。

車のイメージ

※画像はイメージです

燃費が良くなるということは、給油する回数が減るということであり、ひいてはガソリンスタンドに立ち寄る必要性が薄くなるということです。
そこに少子高齢化(経営者の高齢化や次世代の経営者の確保の困難化)や、原油価格の上昇などが複合することで、ガソリンスタンドの減少傾向が継続していると考えられます。

イマノ商会1安土町下豊浦で営まれていた「安土SS (有)イマノ商会」(※いまの商会 安土SSなどと表記される場合もありました)も、2024年7月20日をもって閉店しました。

イマノ商会2

イマノ商会3現在は店舗の解体作業が進められており、2024年9月下旬時点でガソリンスタンドらしさが感じられる屋根部分も既に撤去されています。

イマノ商会4安土城跡や西の湖、そしてJR安土駅からもほど近い立地であり、その跡地が今後どのように活用されていくのか、気になるところです。

イマノ商会5新たに何らかのお店の営業がスタートするなど、現地に動きがありましたら続報をお届けいたします。

(有)イマノ商会は、こちら↓

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