【東近江市】新成人の皆様、ご成人おめでとうございます! 成人式と「祝新成人20畳敷大凧揚げ」が開催されました
2025年1月12日、日曜日。東近江市立八日市文化芸術会館を会場として、成人式が執り行われました。
そして会館からほど近い場所にある東近江市立聖徳中学校にて「新春凧揚げ大会」と「新成人大凧揚げ」が催されました。
会場内では東近江大凧保存会によって、あたたかな豚汁が先着200名様限定で無料で振舞われたり、新成人のお祝いのおすそ分けとして個数限定で記念品(※本年はステンレスタンブラー)が配布されたりしていました。
13時41分には豚汁がなくなったとのアナウンスがありました。大凧の飛揚予定時間である14時を前に、多くの方々が会場に足を運んでいたことがわかります。
14時になると、まず安全と飛揚が祈願されました。
例年は祈願後に新成人の皆様が軍手をはめてグラウンド中央に進み、全力疾走することで大凧を空高く舞い上がらせます。
しかし前日までの降雪により地面のコンディションが優れなかったため、本年は保存会の方々と伝統を受け継ぐ「チャレンジ”大凧”」のメンバーが飛揚を担うことになりました。
当初の予定では、3回飛揚が試みられる予定でしたが、実際のチャレンジ回数は4回となりました。
本年は足場が悪い上に風も弱々しかったため、例年に比べて高度は低めでした。しかしチャレンジのたびに新成人をはじめとした観客の皆様からは「あがれ、あがれ!」といった声援が送られ、グラウンドは大いに盛り上がりました。
風雪がひどければ、記念撮影やチャレンジすること自体が難しかったはずですし、4回の飛揚を見守り、応援できたというのは良いことであると思います。
改めまして新成人の皆様、おめでとうございます。そして飛揚に挑んだ東近江大凧保存会やチャレンジ”大凧”の皆様、お疲れ様でした。
世界凧博物館 東近江大凧会館の鳥居館長によりますと、東近江市の誕生から20年という大きな節目を迎えることを受けて「未来への希望を込めた20畳の大凧」を制作する予定とのことです。
その大凧は、東近江市制20周年記念式典当日である2025年2月11日に飛揚予定であり、1月16日にはのりつけ式が催されるそうです。
制作が順調に進むこと、そして式典当日が好天に恵まれることをお祈り申し上げます。
会場となった東近江市立聖徳中学校は、こちら↓