【近江八幡市】生態系維持のため、西の湖すてーしょん周辺で「第12回 外来魚さかなつり大会」が開催されました
西の湖の生態系を守るため、安土学区まちづくり協議会は外来魚を釣りあげて駆除するための「外来魚さかなつり大会」を例年開催しています。
今年2025年は7月12日に催され、西の湖すてーしょん周辺の西の湖湖岸は大勢の釣り人たちによって朝から賑わいました。
特に何のイベントも予定されていない平日の湖岸と比較してみると、場の活気の差が分かりやすいことかと思います。

※別日(2025年6月下旬)に撮影した西の湖
この日は昼前には気温が30度を超す、実に夏らしい陽気となりました。そんな中、各所で魚が釣りあげられ、特に小さなお子様は喜色を浮かべていました。
「でかい!」「ぬるぬるする!」「すげぇ動く!」「これブルーギル?」など、元気のよい声があちこちで飛び交います。楽しい思い出を作りつつ環境保全の一助にもなる、よい取り組みであると思います。
時にはオオクチバス、コクチバス、ブルーギルなどの駆除対象ではない魚が釣り上げられることも。そうした魚は西の湖へと戻されます。
滋賀県では「滋賀県琵琶湖のレジャー利用の適正化に関する条例」が制定されており、2009年(平成21年)からは外来魚釣り上げ隊事業を実施しています。
これは外来魚駆除釣り大会の開催に際して釣り竿を貸し出すなどの支援を行うというものです。企業、団体、個人を問わない事業なので、外来魚の駆除を目的とした釣りイベントをお考えの方は、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
西の湖すてーしょんは、こちら↓ 西の湖