【東近江市】最終日には上位作品がプレゼントされるジャンケンポンも開催予定。加藤七郎さんの作品が能登川博物館で披露されています
東近江市能登川博物館のレンタルギャラリーでは、現在加藤七郎さんのボールペンスケッチ作品が多数展示されています。
会期は2025年8月31日までであり、最終日である31日の午後1時からは人気を博した作品上位10枚を景品(1人1枚進呈)とする「ジャンケンポン」も開催予定です。
作品を手掛けた加藤さんにお話をうかがったところ「昔から絵を描くことが好きで、気ままに描いています。家には持ち帰らず、すべて現地で仕上げています」と、作品について語ってくださいました。中には近江酒造など、現在では既になくなってしまった建物を描いた作品もあり、地域の時の流れも感じられます。
取材員は色彩センスに欠け、特にアンドゥ(元に戻す)不能なアナログの制作環境では、色塗りの際に意気消沈することが多々あります。
そう告げたところ、加藤さんは「薄く、最初は本当に薄く、色が着くか着かないかくらいから塗り進めていくとよいです」とアドバイスをくださいました。
展示されているボールペンスケッチは、どれも大変味わい深い仕上がりで「こういった絵を描けるようになりたいものだなぁ」との思いが湧きます。ぜひ、個々の作品を間近でご覧になっていただきたく思います。
また加藤さんは優れた文才もお持ちで、会場では随筆のプリントが配布されています。個人的には「竹の川拾い」が興味深く、作中で触れられる地域でも有名な蒲焼を食してみたいものだと思いました。
このスケッチ展は入場・鑑賞無料であり、会期は先述しましたように8月末までとなっています。
東近江市能登川博物館は、こちら↓