【東近江市】レトロな衣装に身を包んだ参加者による近江商人時代絵巻行列が魅力。今年も「ぶらっと五個荘まちあるき」が催されました
伝統的な美しい街並みが今に残ることから、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている五個荘金堂町。
2025年10月25日、近江商人発祥の地のひとつであるこの地域にて「ぶらっと五個荘まちあるき」が催されました。
週のはじめごろから開催日前後の天候が不安視されておりましたが、幸い9時から15時30分の開催時間中に大きく崩れることはなく「雨にならなくてよかった」や「どうにか天気はもってくれそう」などといった、安堵まじりの世間話が各所で多く交わされていました。
地域をあげてのイベントなので、たくさんの企画が実施されていました。
馬場通りではドーナツやパン、和菓子、あるいは手作りのアクセサリーなどが販売されておりましたし、メイン会場では射的やめだかすくい、交流館前のスペースではスーパーボールすくいやおもちゃすくいといった、古きよきお祭りの遊びが提供されていました。
またぶらりまちかど美術館・博物館の実施により、近江商人屋敷や地元のミュージアムに無料で入場し、庭園や作品を楽しむこともできました。
ぶらっと五個荘まちあるきのメインイベントは、江戸から大正にかけての衣装に身を包んだ方々による近江商人時代絵巻行列です。
当代だけでなく歴代の東近江市レインボー大使も参加し、行列を華やがせていました。
また行列の先頭には、チンドン屋さんの姿も。年配の観覧者の中には「うちらの頃は新しゅう店始める時に呼んだりしとったが、最近はめっきり見ん。もうこれ(※絵巻行列)でしか見ん」と、懐かしさを込めてコメントされた方がいました。


現在、金堂まちなみ保存交流館ではレトロな遊び道具を展示する「昔のおもちゃ展」が開催されています。この催しは2025年11月3日まで続けられ、交流館への入館は無料です。
ぶらっと五個荘まちあるきは終了しましたが、五個荘方面にお出かけの際には古風を味わいに交流館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
休館日は月曜日と火曜日となっています。
五個荘金堂 重要伝統的建造物群保存地区は、こちら↓





