【東近江市】三角縁神獣鏡などの国の重要文化財や、実寸大の竪穴式石室レプリカなどが見られる「雪野山古墳出土品特別公開」がスタートしました
龍神の住まう霊山と考えられてきた雪野山。1989年、平成という時代が始まったこの年に山頂で未盗掘の遺跡が発見されました。
東近江市能登川博物館では、雪野山の古墳で発見された様々な品を展示する、東近江市埋蔵文化財センター企画展「重要文化財 雪野山古墳出土品特別公開」が、2025年10月29日からスタートしています。
石製品や土器、そして銅鏡など国の重要文化財である多くの出土品を鑑賞できます。
三角縁神獣鏡を間近で見つめてみると、その緻密さに大きな感心を覚えることかと思います。
ギャラリーには竪穴式石室の原寸大のレプリカも特設されており、博物館のスタッフの方によりますと「こちらは、過日に観峰館にて展示して以来、実に7年ぶりの展示となります」とのことでした。
原寸大だけあって、石室というものがどのような感じなのか、とても分かりやすいです。
ムードも見所もたっぷりな展示となっている雪野山古墳の出土品特別公開。
会期は2025年11月16日までで、開館時間は10時から18時。入場も観覧も無料です。
11月9日には発掘調査を担当した福永伸哉さん(大阪大学名誉教授)たちによる「雪野山古墳講演会」も予定されており、こちらも無料で、事前の申し込み手続きも不要なイベントとなっています。
ただし当日先着順のため、気になる方はお早めに会場である能登川コミュニティセンターへと足を運んでください。講演は午後1時30分からのスタートで、開場は午後1時からとなります。
東近江市能登川博物館は、こちら↓





