【近江八幡市】国内最大、134センチの銅鐸が展示される秋季特別展が10月8日から安土城考古博物館でスタートします
つり手と振り子を有する青銅製の遺物、銅鐸。その用途や埋納理由を始め、いまだ様々な謎を有する出土品でもあります。
1996年(平成8年)に島根県の農道工事現場から大量の銅鐸が出土するまでは、滋賀県野洲市の大岩山が、一ヵ所での出土場として全国最多の銅鐸出土場でした。
大岩山銅鐸は弥生時代後期、邪馬台国が台頭する直前の時期に埋納されたものだと考えられおり、日本国内でも最大のサイズを誇ります。そんな大岩山銅鐸を含む貴重な出土品が、令和4年度の秋季特別展として滋賀県立安土城考古博物館で展示されます。
この展示会は開館30周年を記念するものでもあり「里帰り!日本最大の銅鐸―太古の響きを安土の地で―」と題されています。
安土城考古博物館が所蔵する銅鐸はもとより、東京国立博物館が所蔵するもの、倉敷考古館が所蔵するもの、野洲市歴史民俗博物館が所蔵するものなどが一堂に会します。
各地の貴重な品々を見比べられる、とても良い機会であると思います。
開催期間は、2022年10月8日から11月20日までとなっています。
なお、10月8日から3日間、岐阜県で催される大関ケ原祭2022に、安土城考古博物館のオリジナルキャラクターである「まめのぶくん」も参加するそうです。
まめのぶくんファンの方々は、遠出を検討してみてはいかがでしょうか。
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