【東近江市】岩屋観音の千日会が7月17日に、太郎坊宮の千日大祭は7月22日から。そして7月23日には奉納花火大会も開催予定です
JR能登川駅の近くにある、標高300メートル未満の散歩や散策にも適した山である猪子山。
その山頂にある御堂の奥の岩屋にある石造りの観音様は「北向岩屋十一面観音」と呼ばれ、奈良時代に安置されたものであると今に伝わっています。
毎年7月17日には千日会法要が、その前日である7月16日には前夜祭が催されています。
千日会とは、平たく言えば「この日にお参りすると、千日お参りした場合と同等の功徳があるとされる日」に催される法要です。東近江市観光協会にお話をうかがったところ、露店・屋台・キッチンカーなどの出店は予定されていないとのことです。
いわゆる「お祭り」といった感じではありませんが、一日の参拝で千日分の功徳を頂ける7月17日には、猪子山山頂の北向岩屋十一面観音を目指してみてはいかがでしょうか。
山頂までの道中では昭和の頃、まだ東近江市ではなく能登川町であった頃の面影も見つけることができます。
小脇町の太郎坊宮(阿賀神社)では、7月22日から24日にわたって千日大祭が行われます。
期間中は特別な祈祷が受け付けられるほか、7月23日には20時からの約30分間、奉納花火大会も催される予定です。千日大祭の期間中のみ授与される御朱印や、さらに7月23日の17時以降のみ授けられる「夜もうで御朱印」も復刻するとのことです。
7月後半、市内各地に詣でてみてはいかがでしょうか。
北向岩屋十一面観音は、こちら↓