【東近江市】木地師文化発祥の地である東近江市で、匠の祭やシンポジウムが今後開催予定です
轆轤(ろくろ)によって木地物(きじもの)を作り出す職人、木地師(きじし)。その起源は今から1200年ほど前に遡るとされ、現代では林業遺産のひとつ(※2018年度 登録番号33)に認定されています。
木地師文化発祥の地と今に伝わっている東近江市。その事実を力強くPRするため、今年2025年のチャレンジ“大凧”のはんじもん(※絵柄・図柄)も「雉」の絵と「師」や「里」の字によって「きじしのさと」を表現するものとなっています。
チャレンジ“大凧”は現在も引き続き制作メンバーを募集中です。
2025年10月24日~26日には、木地師資料館を会場として「奥永源寺 匠の祭」が催される予定です。
今年で13回目を数えるイベントであり、巧みな技を身に着けた職人たちの作品展示や販売、実演やワークショップ、さらにグルメも楽しむことができます。
開催時刻は10時から16時、ただし最終日の26日のみ15時までとなります。
また木地師に関するイベントとして、参加の申込や費用が不要な「伝統の継承と近代化」をテーマとするシンポジウムが、2025年11月8日にアピアホールにて開催されます。
最寄り駅の近江鉄道八日市駅から会場までは徒歩で数分で、13時から16時30分までの開催となります。これからの木地師のあり方に関心がある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。
木地師資料館は、こちら↓