【東近江市】観覧無料、パネルやタペストリーで地元の伝統文化を紹介。木地師作品展示会が来年1月9日まで開催中です
轆轤(ロクロ)を用いて木材を加工し、食器やコケシなどを生み出す職人のことを木地師(きじし)といいます。
惟喬親王(※これたかしんのう 承和11年:西暦844年うまれ)が発案し、その技術を臣下に教授したことが現在の木地師の技術や文化の始まりであると言い伝えられています。
東近江市の小椋谷地域は木地師文化発祥の地として、2018年度の林業遺産に認定されています。
このように東近江市と木地師はとても関わりが深く、2025年度の東近江創作ミュージカルも「惟喬親王伝説 ~木地師のふるさと 東近江~」であり、来年2026年に公開が予定されています。

そんな木地師やその作品について学べる「木地師作品展示会」が、2025年12月17日から能登川博物館で催されています。
初日の17日の午前中には、午後1時からの開幕に向けて展示の設営が鋭意進められました。

この展示は年末年始を挟んで、2026年1月9日まで続けられます。なお、今年の最終開館日は12月27日で、翌28日から来年1月6日まで休館となります。

能登川博物館以外では、東近江市役所本館にて2026年1月15日から、永源寺図書館では2026年1月30日から展示される予定です。
1200年以上前に生まれ、こんにちまで脈々と受け継がれてきた地域の文化の一端に触れに、ギャラリーへとお出かけしてみてはいかがでしょうか。
能登川博物館は、こちら↓





