【東近江市】11年ぶり、1メートル、17秒。昭和100年をテーマに作られた100畳敷東近江大凧「慶祝昭和100年」がふれあい運動公園で揚げられました

滋賀県

2026年5月2日、栗見新田町にある東近江市ふれあい運動公園を会場として、100畳敷東近江大凧「慶祝昭和100年」の飛揚が実施されました。
昭和100年をテーマとする今回の100畳敷東近江大凧は、のべ559人の市民の協力を得て制作されました。

大凧1大凧の飛揚という国選択無形民俗文化財を復活させ、伝統行事を次代へと引き継いでいくことを目的として11年ぶりに催されたものであるため、昔日の東近江大凧まつりとは異なりバザーやフリーマーケットの開催、模擬店やキッチンカーの出店などはありませんでした。

大凧3また安全性をしっかりと確保するため、観覧エリアは飛揚スペースであるグラウンドから十分な距離が取られました。
具体的には、アンカー(重し)となる車両から半径200メートル以内は許可を得た参加者・関係者以外立入禁止となっていました。

おおだこ

※画面奥、白いテントの横が観覧スペース

この日は風の穏やかな過ごしやすい行楽日和で、どこかにお出かけするにはうってつけでした。しかし東近江大凧保存会の方によりますと「大凧を揚げるのならば、風速5~6メートル程度は欲しい」とのことで、飛揚には万全といえないコンディションでした。

大凧2風向きや勢いがほどよくなるのを待ち、飛揚が試みられました。

大凧4凧の制作、会場での準備、そして列をなす引き手の方々。多くの人々が力を合わせなくては成し遂げられない行事なのだなぁと、しみじみ感じます。
車も無線も拡声器もない時代にもこのような大きな凧が揚げられていたのだと思うと、先人の知恵や努力には深い感銘を受けます。
ちなみに過去最大の大凧は、今年の「慶祝昭和100年」の倍以上となる、明治15年(1882年)の240畳大凧とのことです。

おおだこ飛揚の結果を申し上げますと、1度目は残念ながら記録なし。
そして2度目は17秒間、約1メートル大凧が浮かび上がりました。

大凧5

大凧6

大凧7

大凧8

東近江大凧保存会の副会長さんは、閉会式にて「これはいい風吹いてるぞと。今日はいけるかもと思いながらこの会場に来ましたけれども、8時、9時、10時、11時……段々と風が弱くなってきまして、ちょうど揚げる頃には2メートルに届くか届かないかくらいの風でございました。今日の風で1メートル浮いたら、まぁ上出来じゃないかな」と、語られました。

先述のとおり観覧エリアは大凧とおよそ200メートルは離れていたため「浮かんだのかどうか、よく分からなかった」といった声も聞かれました。次の機会には、遠目にも分かりやすく、天高く大凧が舞い上がって欲しいものだと思います。
なお、東近江大凧保存会や東近江大凧会館の方々によりますと、新しい100畳敷の大凧を制作する時期や飛揚につきましては現時点で未定とのことです。

おおだこ2100畳には及びませんが、東近江市では毎年新春に新成人の誕生を祝って「祝新成人20畳敷大凧揚げ」が催されていますし、技術を継承していくため小学生を対象とした「チャレンジ”大凧”」というプロジェクトも実施されています。
大凧に関して興味がくすぐられた方は、世界凧博物館 東近江大凧会館に足を運んでみるのもよいかと思います。

おおだこ1
2026年4月25日から、八日市東本町にある「凧」をテーマとするミュージアム「世界凧博物館 東近江大凧会館」で …

2026年5月10日まで「さわって、遊んで!GWパズルチャレンジ!」が催されています。

世界凧博物館 東近江大凧会館は、こちら↓

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