【東近江市】昭和初期の機織り機が今も現役!作る喜びに触れる場所『ファブリカ村』
地場産業である麻織物。この地で50年間に渡って続いた北川織物工場を改装し、2009年にオープンしたカフェギャラリー。それがファブリカ村です。
店内はゆったりとした居心地のよい雰囲気に満ちており、地域の人々の憩いの場となっています。
様々な展示物がありますが、中でも特に目を惹かれるのが、2つの豊田式自動織機。圧倒的な存在感です。
今の時代「トヨタ」といえばやはり車ですが「昭和の初め頃、豊田はこういった機械を作っていたんだなぁ」と、歴史を感じさせられます。
いまだ現役であり、きちんと動きます。こちらが工場であった頃からずっと織物を作り続けてきた機械が、とっても元気に。
鈍く光る金属のパーツたちが連動し、がちゃこんがちゃこんと大きな音を立てます。
昔ながらの方法で布が作られていきます。なかなかお目にかかれない、貴重なシーンです。一度は生で見てみるべきだと、自信を持ってオススメ出来ます。
ファブリカ村は昨年2019年に10周年。今年の10月で11周年との事です。
これからも長く長く壮健に活動を続けていってほしいものです。
ファブリカ村も『東近江ちいさなたびいち2020』に参加しており『古代の組紐技術で麻のストラップ作り』や『玉ねぎの皮で染めてみよう!』といったプログラムを体験する事が出来ます。
2020年11月、12月の予約枠には現時点でまだ空きがあります。
なお、駐車場は店舗のすぐ前に5台分のスペースが確保されています。
ファブリカ村は、こちら↓