【東近江市】一説によれば樹齢800年。樹高28メートルを超える山王神社の大ケヤキの今
幹に大きなこぶがあったことから、地元の方々から『へその宮さん』と呼ばれて親しまれてきた巨大なケヤキ。
樹齢は推定300年程度とされていますが諸説あり、中には800年との言い伝えもあるそうです。その太い幹は悠久と雄々しさを感じさせてくれました。
樹高はおよそ28メートルと、周辺の家々の屋根よりも格段に高く、へその宮さんは遠目にもすぐに見つける事が出来ました。
へその宮さんは2012年の12月に伐採され、若木が植えられるとともに鳥居などの整備が行われました。
暴風雨によって枝が折れたり、木そのものが倒れたりするかもしれない。最悪、人や車に被害をもたらすかもしれない。そんな懸念から、へその宮さんは伐られることになったのです。
事実、取材に応じてくださった伊谷さんによりますと、折れ落ちた枝がガレージの壁に突き刺さるという被害も付近では発生していたそうです。
ずっと昔からあったものが、なくなってしまう。とても寂しいものです。
新たに植えられた若木がすくすくと成長し、在りし日のへその宮さんにも引けを取らない大樹となっていてほしいものだと願います。
巨樹巨木は、その地域の安全安心のシンボルでもあるのでしょうから。
山王神社は、こちら↓
どうのるも
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