【大津市】近江八幡円山地域「ヨシの価値」掘り起こしプロジェクト発の『ヨシの使い道を考える会』が、びわ湖大津館市民ギャラリーで展示会を開催!
昔日、ヨシは人々の生活にとても密着した植物のひとつでした。
屋根やすだれの材料に用いたり、燃料にしたりなど、その用途は様々。さらに若芽は食べることも可能です。
湿地に群生するイネ科の多年生植物であるヨシは、全国各地でヨシ原を形成していましたが、現在では水辺の開発が進みその数を減らしています。
そんな中、琵琶湖には現在でも広大なヨシ原が残されており、特に近江八幡市の西の湖は有名です。
ヨシは様々な文化や伝統に深く関わっているだけではなく、多くの生き物が育まれる水質の維持にも一役買っています。
様々な魚がヨシを産卵場所や餌場にしていますし、野鳥も巣を作り雛を育てる場所として、そして越冬地としてヨシを利用しています。また群生するヨシによって湖岸に押し寄せる波が弱められ、浸食が抑えられているとも考えられています。
このようにヨシは非常に重要な植物であり、その保全のために刈り取りも実施されています。しかし、遺憾ながら現代ではヨシの活用法や消費量はあまりそう多くありません。
そこでヨシをどう活かすかを考える必要があり、2021年6月1日から6日までびわ湖大津館の市民ギャラリーにて展示会が催されます。
『ヨシの使い道を考える会』がヨシを用いた色々な産品の展示するイベントで、その名も『ヨシ・ヨシ・ヨシの展示会』です。
6月初めの予定に空きがあるようでしたら、ちょっとびわ湖大津館まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
なお、びわ湖大津館のイングリッシュガーデンでは、色鮮やかなバラを楽しむこともできます。
びわ湖大津館は、こちら↓