【東近江市】坂上田村麻呂も祈願した北向岩屋十一面観音。その千日会が7月16日と17日に催される予定です
北向岩屋十一面観音は、猪子山の頂上にある御堂の奥の岩屋にあります。
奈良時代に安置されたものと伝わっており、平安時代には『毘沙門の化身』や『北天の化現』などと称えられた坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)も、鬼神・大嶽丸(おおたけまる)退治に際し、十一面観音に祈願したと伝わっています。
今年2021年も7月16日に前夜祭が、そして17日に千日会法要が執り行われる予定になっています。
先に毎年と記しましたが、昨年は新型コロナウイルス感染症蔓延防止の観点から、法要は中止となっていました。
今年は催される予定ですが、いまだコロナ禍のためマスク着用を始めとした感染予防を心がけた上で参拝してくださいませ。
後援である東近江市観光協会に確認を取ったところ、現時点では『神職を始めとした関係者のみ参加可能』などといった特別な制限は設けていないとのことでした。
繰り返すこととなりますが、北向岩屋十一面観音は猪子山の頂上にあります。徒歩の場合、麓から山頂まではおおよそ30分ほどかかります。
長い階段もございます。参拝する場合には、くれぐれも足元にご注意くださいませ。特に登りよりも下りの方が危ういため、ご帰宅の際にはなお一層お気をつけください。
北向岩屋十一面観音は、こちら↓