【東近江市】実に70年ぶり! 石馬寺で御本尊である秘仏が聖徳太子の薨去1400年を記念して特別に公開されます
聖徳太子が開創したと今に伝わる由緒ある古刹、石馬寺。
数多くの仏教美術を所蔵しており、国の重要文化財に指定されている仏像も11体あります。
その中のひとつである十一面千手観世音菩薩立像は重要寺宝であり、住職がその生涯で1度だけ御開帳することが許される秘仏とされています。
令和4年に聖徳太子の薨去(こうきょ)1400年を迎えたことを記念して、2023年6月10日から御本尊であり秘仏である十一面千手観世音菩薩立像が特別に御開帳されます。
実に70年ぶりの御開帳であり、期間中は御開帳記念特別御朱印が数量限定で授与される予定です。
今年の御開帳を見逃し、その後また70年ほど御本尊が秘められ続けた場合、次の拝観の機会は2090年代に訪れることとなります。今は特に関心がなくとも、数十年のうちに興味が湧いて「あの頃にお参りしておけばよかったなぁ」と思うこともあるやもしれません。
期間限定の秘仏を拝みに、御開帳期間中に石馬寺へと足を運んでみてはいかがでしょうか。
なお、通常は午前9時から拝観可となっていますが、御開帳初日の6月10日は午前10時半より開扉法要が執り行われるため、秘仏の拝観が可能となるのはそれ以降となります。お参りの際にはご注意ください。
最寄りの公共交通機関は、近江鉄道バスの石馬寺停留所となります。
石馬寺は、こちら↓