【東近江市】70年ぶりや50年ぶりの大開帳。聖徳太子ゆかりの寺院で秘仏が特別に公開されます
聖徳太子が馬を繋いだと伝わる松や、聖徳太子の馬が石になって沈んだと伝わる池など、大変ゆかりの深い寺院である石馬寺。
こちらでは聖徳太子1400年御遠忌記念によって、70年ぶりに秘仏が公開されます。今年2023年の6月にも「前期」として公開されており、2023年10月7日から22日までの公開は「後期」となります。
建部瓦屋寺町にある瓦屋禅寺でも、50年ぶりに秘仏が公開されます。
瓦屋禅寺は四天王寺を建立する際に瓦用の良質な土が必要となった結果、この地の土で10万枚を超える瓦が制作されたことが寺名の由来とされています。
もともとは、まず聖徳太子によって「瓦寺」が建立され、その後に源仁僧都により「瓦屋寺」として再興され、さらに江戸時代に臨済宗妙心寺派の一寺として「瓦屋禅寺」として中興しました。
現代においては、本堂をはじめ多くの建造物が国の登録有形文化財に指定されています。2023年12月3日まで公開される十一面千手千眼観世音菩薩立像も旧国宝にして現国重要文化財指定です。
現時点では「仏像に興味がない」という方も、10年後や20年後には関心が湧いているかもしれません。しかし、気になった頃合に秘仏がまた公開されているとは限りません。
地域の文化や歴史に触れに、この機会に各寺院へとお出かけしてみてはいかがでしょうか。
瓦屋禅寺は、こちら↓