【東近江市】厳しい暑さを和らげる、風情ある企画展「懐かしむ！昭和のうちわ展」が、近江商人屋敷で催されています

人は古来より、暑い時期には涼を求めて風の力を活用してきました。

学生時代、家ではうちわで、そして校舎内では下敷きをうちわ代わりにしてぱたぱたと仰いでいたという記憶をお持ちの方は、多々おられるかと思います。

※画像はイメージです

昨今は自動で風を送り出してくれるハンディファンをよく見かけるようになりましたが、昔日には自らの手を動かして風を生みだす道具が主流でした。

五個荘地区の近江商人屋敷では現在、昔懐かしいうちわを展示する企画展「懐かしむ！昭和のうちわ展」が催されています。

会期は2022年8月21日までであり、会場は外村繁邸、中江準五郎邸、藤井彦四郎邸の3カ所です。

いずれも午前10時から午後4時30分が開館時間であり、毎週月曜日と祝日の翌日が休館日です。

うちわにも様々な個性があり、丸亀うちわ、京うちわ、房州うちわの日本3大うちわは、どれも生産地や材質が異なっています。今回の企画展では昭和の頃に製作された多様なうちわが、およそ150点展示されています。

風情ある近江商人屋敷へ、昔ながらのうちわを眺めに向かってみてはいかがでしょうか。「古き良き日本の夏」を感じられることかと思います。

五個荘近江商人屋敷 中江準五郎邸は、こちら↓