第17回西の湖ヨシ灯り展が、2023年9月23日からよしきりの池ならびに安土Ｂ＆Ｇ海洋センターの一帯にて催されています。

このイベントは9月24日も午前10時から午後8時まで実施されます。なお、ヨシ灯りの点灯は、午後6時からです。

ここでは開催初日である9月23日の模様をお伝えいたします。

当日はかなり風が強く、午後5時から野外にて催される予定であった近藤ゆみこさんによるよし笛コンサートも、急遽屋内での実施となりました。

すぐに座席は一杯になり、スピーカーによって野外に流される笛の音に、多くの方々が足を止めて聞き入っていました。

今年のヨシ灯り展には361の作品がエントリーしており、審査の段階では風もまったく荒ぶってはおらず、審査員の方々はスムーズに品評することができたそうです。

しかし開会を前に強風の影響でいくつかの作品は倒れたり、飛ばされたり、壊れたりもしました。問題が起きた作品すべてをその場で手早く直しきるというのは、難しいものです。

実行委員長である木野さんは「雨も降れば、風も吹きます。作品が壊れるのもまた西の湖ヨシ灯り展の特色なんですね。そういった中で、一生懸命に作品を作って、出展する。その行動に意義を感じても欲しいです」とセレモニーの挨拶で語っておられました。

午後6時過ぎ、実行委員長や来賓の方々によって点灯スイッチが押されました。

会場内には様々な作品が並んでいます。明かりが点いているか、否か。辺りが明るいか、暗いか。草木の緑が映える昼間と、暗闇が広がった夜間では、作品から受ける印象もかなり異なります。

点灯開始は午後6時からで、辺りが暗くなってヨシ灯りが映えるのはもう少し経ってからですが、日の高いうちから会場内を散策するのもよいものだと思います。

中にはラグビーワールドカップ2023フランス大会での日本チームの活躍を願う作品も。こうした時事的な要素を含む作品も、展示の醍醐味のひとつだと思います。

会場内では「西の湖マルシェ」も催されており、多くのキッチンカーや出店が来場者を楽しませています。

焼きそば、たこ焼き、ポテト、かき氷、フランクフルトといったお祭り定番のメニューから、大人がゆったりと楽しめるコーヒー、あるいはアクセサリーなどが提供されていました。

この西の湖マルシェは2日目である9月24日も、午後5時から催されます。

ご予定に空きがある方は、西の湖へとお出かけしてみてはいかがでしょうか。

よしきりの池は、こちら↓

前の記事へ

記事一覧へ

次の記事へ