【東近江市】写真やジオラマをはじめとした魅力的な展示が盛りだくさん。能登川博物館で地元の鉄道に関する企画展が開催中です
今(2023年)から110年前、五個荘の近江商人である藤井善助などが発起人となり、新八幡ー八日市口駅間の鉄道を開業させました。それが湖南鉄道であり、その後は八日市鉄道となり、そして近江鉄道へと引き継がれていきます。
そんな湖南鉄道の歴史を楽しめる企画展「湖南鉄道から八日市鉄道 近江鉄道の名所案内」が東近江市能登川博物館で開催中であり、こちらは2023年5月14日まで続けられる予定です。
観光リーフレットや引き札、絵画、ジオラマなど、会場では様々な展示がなされています。
八日市鉄道俯瞰図はビルやアスファルト舗装された道路などがない、当時の東近江市の様子をうかがいすることができて、大変興味深く思えます。
「所名葉紅」や「寺源永」や「跡城土安」といった右から書いたりカナが混じったりする古い書式も、趣き深いものです。
近江鉄道写真展も合せて催されており、2023年4月16日にオープニング上映会が控えている映画「ガチャコン!2」青春編の写真も展示されています。
4月22日には「湖南鉄道から八日市鉄道 近江鉄道の名所案内」の著者である北川純一さんの講演会も予定されており、こちらの参加申込受付は4月5日からとなっています。
本は博物館の受付でも購入することができます。なお、展示解説シートは無料です。
東近江市内を走る鉄道に関心がある方は、会期中に東近江市能登川博物館へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
東近江市能登川博物館は、こちら↓