【東近江市】古くて大きな地券取調絵図(ほぼ原寸大)も展示。龍谷大学社会科学研究所との共催展が東近江市能登川博物館で開催中です
東近江市能登川博物館では、市と龍谷大学社会科学研究所の共催展として「よみがえる明治初期の山村の土地利用ー永源寺地区の地券取調絵図(地引絵図)が語るものー」を現在開催中です。
会場にはイベント名どおりに数多くの地券取調絵図(地引絵図)が展示されています。
いにしえの絵図だけではなく、グーグルマップを印刷したプリントも合せて貼られているので「ああ、ここは今でいうとこの辺りなのか」という見当がつけやすくなっています。
権利保護の観点から、展示物そのものの掲載はしておりませんので、絵図の大きさが掴みにくいかと思います。実際に会場へ足を運んでみると「思っていたより大きい」と感じる方が多いことかと思います。
入場料や観覧料はこれまでの企画展と同様に無料ですし、大変見所の多い企画なので、お暇な方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
また東近江市立能登川南小学校の児童による発表も、現在館内で展示中です。
小学生の手書きによる「きたない」「にごっている」「ゴミが多い」「よごれている」などのフレーズを目にすると、現地に足を運んで調べた際に「……うわぁ」と眉をひそめた子供たちがいたのだと想像が膨らみ「地域をもっと綺麗にしなければ」という率直な思いが湧いてきます。
地域の自然に関して思い返す、良い機会にもなるかと思います。
なお、地域の環境といえば、伊庭内湖周辺の環境保全活動の一環でもある「ヨシ刈り」の参加者が、2023年12月1日まで募集中です。
東近江市能登川博物館は、こちら↓