【東近江市】神輿渡御は12時30分から。松尾神社の春季大祭が今年は4月12日と13日に執り行われる予定です
八日市松尾町の一角、近江鉄道八日市駅からもほど近い場所にある松尾神社。その由緒は飛鳥時代、聖徳太子が市場を開いたころと伝わる、大変歴史深いお社です。
かつては市場の守り神として、そして時の流れとともにお酒の神様として信仰されるようになっていきました。
境内には小さな枯山水庭園の遺構「松尾神社庭園」があります。
「足りないこと」によって想像力を刺激し、わびさびを感じさせる禅の枯山水ではなく、豪勢な石組みで不老不死の仙人たちが住まう霊峰などを表現する蓬莱式枯山水です。
旧八日市市指定文化財(※合併を経た現在は東近江市指定文化財)のひとつで、手がけた人物や作られた時期に関しては具体的には明らかになっていないものの、貴重な遺構です。
そんな歴史や趣きが感じられる松尾神社では、春季に大祭が執り行われています。
今年2025年の斎行予定日は4月12日と13日です。12日の18時30分から宵宮渡御が、13日の12時30分から神輿渡御が行われます。(※渡御:とぎょとは、出発すること。お出ましになること)
神輿行列は例年、八日市駅前を雄々しく練り歩きます。地元の伝統行事に親しみに、4月の第2日曜日には八日市駅裏手の松尾神社へと足を運んでみてはいかがでしょうか。
松尾神社は、こちら↓