【東近江市】近江で織田軍に最後まで抗い続けた城、鯰江城

鯰江(なまずえ)城は現在の滋賀県東近江市鯰江町に、鯰江氏によって築かれた平城です。

鯰江城の石碑2愛知川右岸の階段状の地形(河岸段丘)が利用されており、織田信長に抵抗するため様々な改修も施されたと考えられます。しかし2021年4月から遡ること448年前、天正元年(1573年)に織田家の軍勢によって攻め落とされました。

鯰江城の説明看板現在、城跡は住宅地となっており、県道(217号外八日市線)を進めば石碑と案内板を見つけることができます。

在りし日の姿はジオラマ城郭模型作家の岐部博さんが近江鯰江城のジオラマを製作しておいでなので、そちらもご参考になるかと思います。

今では石碑が立ち、土塁が部分的に残っているだけ。大変のどかな地域です。

数百年前には柴田勝家や佐久間信盛、丹羽長秀や蒲生賢秀といった、あまり日本史に興味を持っておいでではない方でも、どこかで聞いたことがあるような気がするであろう戦国のビッグネームたちが、織田信長の命を受けて鯰江城を攻めたのだと思うと、感慨深いものがあります。

鯰江城の石碑時には戦国の世に思いを馳せに、鯰江城跡へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

なお、繰り返しお伝えしますが、城跡一帯は現在では住宅地となっておりますので、散策する際にはご配慮くださいませ。

鯰江城跡は、こちら↓

どうのるも

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