【東近江市】入場・観覧無料! 貴重な引札が披露される「五個荘の引札展」が、6月28日まで開催中です
小幡町の一角にある東近江市立五個荘図書館では、2025年6月26日まで「五個荘の引札展」が催されています。
引札(ひきふだ)とは、いわゆるチラシ広告です。
昨今は新聞を取っている方も昭和・平成時代に比べて少なくなりましたが、それでもポスティングによってチラシを目にすることは多々あることかと思います。
そうしたチラシのように、引札は年始の挨拶や大安売りを開催する際にお店が周辺へと配ったものであり、江戸時代から用いられてきました。
五個荘は近江商人のふるさとのひとつですが、商店街がありません。そして各集落に点在していた商店の数も多くはなく、また近江商人は京都・大阪・東京へと赴いて活躍していたことから、地元では意外と引札が見られません。
そんな中、今回の展示では貴重な五箇荘の引札が約20点、披露されています。
写実的ではなく、象徴的。どこかコミカルさもあるデザイン。時代が感じられるものも多く、見応えがあります。
今から100年以上も前、明治43年(1910年)に引札を配っていたお店をはじめ、今も営業しているお店があるという事実には感慨深くなります。
先述のとおり、この展示は2025年6月26日まで続けられます。入場・観覧は無料であり、開館時間は午前10時から午後6時までです。
毎週月曜日と火曜日が休館日となりますので、お出かけの際には曜日にお気を付けくださいませ。
東近江市立五個荘図書館は、こちら↓